買ってはいけない歯磨き粉とは?おすすめの歯磨き粉も紹介

子どもでも大人でも、1日に1回は必ず歯磨きをするでしょう。

虫歯や歯周病にならないために、さまざまな歯磨き粉が発売されています。

しかし、買ってはいけない歯磨き粉があることはご存じでしょうか。

今回は、買ってはいけない歯磨き粉やその特徴を解説していきます。

おすすめの歯磨き粉も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

買ってはいけない歯磨き粉の特徴とは?

買ってはいけない歯磨き粉には、4つの特徴があります。

  • 味が好みのものではない
  • 顆粒が入っているもの
  • 「化粧品」扱いのもの
  • 体に良くない成分が入っているもの

では、それぞれ説明していきます。

味が好みのものではない

歯をきれいにするため、歯を磨く時間は3~5分の時間をかける人が多いでしょう。

その歯磨きの時間に自分の好みの味でないものを口の中に含むのは、なかなかつらい時間となってしまいます。

歯磨き粉の味が「甘すぎる」「辛すぎる」「ミントが強すぎる」など自分の好みでないものを選ぶのは避けるべきです。

大人であれば多少の我慢はできるでしょうが、子どもの場合は少しでも味などに不快感を感じると歯磨き自体が嫌いになってしまう可能性もあります。

購入の際は歯磨き粉の味にも気を付けましょう。

顆粒が入っているもの

顆粒が含まれている歯磨き粉は避けた方が良いでしょう。

なぜなら、歯磨き粉の顆粒が歯肉や歯と歯の間に留まってしまい、場合によっては歯肉炎などを引き起こしてしまうからです。

もし、顆粒が入っている歯磨き粉を使うのであれば、あまり強く歯磨きをしないことをおすすめします。

強く磨けば磨くほどは肉の隙間に侵入してしまうかもしれません。

使用する際は優しく磨くことを心掛けると良いでしょう。

「化粧品」扱いのもの

歯磨き粉のコーナーでさまざまな歯磨き粉を見てみると、「医薬品」に該当するものと「化粧品」に該当するものが存在します。

「医薬品」の歯磨き粉は「薬用」と記載されていますので、虫歯や歯肉炎の予防として効果ができるでしょう。

「化粧品」の場合は、そういった効果はなく、「歯磨きの洗浄効果を高める」効果しか持っていません。

虫歯や歯肉炎などの予防も期待したいのであれば、「化粧品」ではなく「医薬品」を購入しましょう。

体に良くない成分が入っているもの

実は歯磨き粉には体に良くない成分が含まれているものが存在します。

では、どんな成分なのでしょうか。

代表的なものを上げると界面活性剤である「ラウリル硫酸ナトリウム」、甘味料の役割を持つ「サッカリンナトリウム」は良くないと言われています。

ラウリル硫酸ナトリウムは口腔内から体内に吸収され、最悪の場合アレルギー症状を引き起こしたり味覚・皮膚に対しての障害を起こしてしまうこともあります。

サッカリンナトリウムの場合は砂糖の500倍以上の甘さを持っており、発がん性がある物質としても知られています。

歯磨き粉を選ぶ際は、できれば成分にも目を配りましょう。

買ってはいけない歯磨き粉のメーカーはある?

買ってはいけない歯磨き粉の特徴を解説しましたがメーカごとではどうなのでしょうか。

今回は代表的な歯磨きのメーカーを4社紹介いたします。

  • ライオン
  • 花王
  • シュミテクト
  • サンスター

では、それぞれ説明していきます。

ライオン

洗剤や医薬品などさまざまなジャンルを展開しているライオン。

そんなライオンの有名な歯磨き粉と言えば「クリニカ」でしょう。

予防歯科をセルフケアできる・フッ素を歯に残せるという特徴があります。

味も絡みが苦手な人向けにマイルドなミント味、爽快感のあるクールミント味などその人に合った歯磨き粉を選べるのも魅力の一つと言えるでしょう。

花王

洗剤だけでなく化粧品なども展開している花王。

花王の歯磨き粉と言えばクリアクリーンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

クリアクリーンはキッズ向けの商品も含めると味のバリエーションが多いことが特徴なので、自分の好みの味を選ぶことができます。

歯磨き粉は数分間ですが口の中に含むものです。

自分の好みではない歯磨き粉を選ぶためにも花王の商品を購入するのも良いでしょう。

シュミテクト

シュミテクトは知覚過敏による不快感や痛みを防いでくれることが特徴と言えます。

歯磨き粉の中に含まれている成分が歯の表面に薄いバリアを作ってくれるので、痛みなどを軽減することが可能なのでしょう。

歯科医師でもおすすめしている歯磨き粉としても有名なので、知覚過敏にお悩みの方は一度使用してみるのも良いかもしれません。

サンスター

日用品、トイレタリー用品でも有名なサンスター。

サンスターの歯磨き粉と言えば「Ora2」でしょう。

歯の着色汚れを落として白い歯をキープしてくれるという効果を持っていることが特徴と言えます。

他にも、漢方を使った歯磨き粉は口臭が気になる人にはおすすめできるでしょう。

 

おすすめの歯磨き粉も紹介

メーカーごとに解説しましたが、おすすめの歯磨き粉もご紹介します。

顆粒が含まれておらず、安心して使用できる成分が含まれている歯磨き粉を3商品ご紹介します。

  • クリニカアドバンテージ
  • チェックアップジェル
  • NONIO

では、それぞれご紹介します。

クリニカアドバンテージ

「フッ素を歯に残す」「細菌を増やさない」「歯垢を落とす」ことを目的として探すならクリニカアドバンテージが良いでしょう。

この3つの効果により、初期虫歯の修復を助け虫歯予防を行ってくれます。

味のラインナップとしてはソフトミント、シトラスミント、クールミントがあるので、自分に合った味を選ぶと良いでしょう。

チェックアップジェル

歯科医院でも実際に使われることがあるチェックアップジェルはライオンの商品です。

フッ素が口腔内に広がるように作られたソフトジェルタイプの歯磨き粉です。

味のバリエーションも豊富で、子どもも大人も同じものを使用できるのがポイントです。

NONIO

口臭予防やホワイトニングなどを気にする方には「NONIO」がおすすめです。

トータルケアで探しているのであれば「NONIO プラス ホワイトニング」を使ってみると良いでしょう。

口臭の原因となる菌の増殖を防いでくれるほか、細かい着色汚れも落としてくれます。

 

まとめ

今回は、買ってはいけない歯磨き粉の特徴を解説しました。

特徴は以下の通りです。

  • 味が好みのものではない
  • 顆粒が入っているもの
  • 「化粧品」扱いのもの
  • 体に良くない成分が入っているもの

また、おすすめの歯磨き粉もご紹介しました。

  • クリニカアドバンテージ
  • チェックアップジェル
  • NONIO

自分が目的としている効果が期待できる歯磨き粉をしっかりリサーチして、毎日快適に過ごせるように歯磨き粉を選びましょう。