買ってはいけない高級時計のブランドとは?おすすめも紹介

高級時計には、身だしなみやステータスのほかに注目すべきポイントがあります。それが、資産価値です。時計には資産価値が付随するといわれており、機能性やデザイン性よりも、その資産価値を目的に購入する人もいるのだそう!それには、ブランドの価値もきちんと見極める必要があります。この記事では、高級時計の購入を検討している人が後悔しないよう、買ってはいけない 高級時計 ブランドをまとめていきたいと思います。

買ってはいけない 高級時計 ブランド その理由は?

ランニングコストがかかる

世界的に有名なブランドの高級時計であっても、不具合や故障は起きるものなので、そのたび修理が必要になりますし、機械式のムーブメント(ゼンマイ式)を搭載したものは、10年に1度程度、オーバーホール(時計を分解して掃除すること)が必要になります。かかる費用は、高級時計だと10万円程度は見積もっておいた方が良いでしょう。このように、ランニングコストがかかることを知らずに高級時計を買ってしまうと、のちのち自分の首を絞めることにもなりかねないのです。

資産価値が下がる

投資目的で高級時計を買う人も多いように、時計には資産としての価値があります。購入後に値上がりすることを期待する人も多いと思いますが、中には逆に価値が下がってしまうブランドもあるのです。中古になった瞬間に価値が下がるもの、生産終了後に中古の値段が落ち着き始め、定価との差が生じるものもあり、有名ブランドや高級時計だからといって全てに資産価値が付随するわけではないのです。

買ってはいけない 高級時計 ブランド

ブライトリング

アスリートや軍隊に属する人も使用できる耐久性と機能性を兼ね備え、スポーティーで男性らしいデザインが人気のブランドです。オーバーホールの修理は4~6年というスパンで必要になります。輸入品の場合は、修理費用も2倍!ランニングコストを考えると、安易に購入するのは控えた方が良いでしょう。

オメガ

高品質でデザイン性も高く、幅広い年齢層に人気のブランドですね。世界的に名の知れたブランドの1つですが、その中でも手頃な値段で展開されているモデルも多いんです。同じように、中古市場でも価格が高騰することはあまりありません。再販価格も低めなので、資産価値としては優れているといえないでしょう。

フランク・ミュラー

比較的歴史が浅いにもかかわらず、高級ブランドと名を連ね知名度を誇っているフランク・ミュラー。正規品と並行輸入品では、最大で50%もの価格の差があるのだそう。並行輸入品の価格が上がらないため、中古価格も高騰することはありません。また、類似品が出回っていることもあり、わざわざフランク・ミュラーを購入する価値があるのか?と、その価値を疑う声も多くなっているそうですよ。

タグホイヤー

年齢層を問わず愛されている高級ブランドです。価格帯も広く、一般人でも手の届く価格で販売されているモデルも多いことで知られています。しかし、あまりに種類が多いので人気が分散してしまっており、それぞれのモデルの生産本数が多いため、価値が下がってしまっているそう。再販価格も低く、資産価値の低下につながっています。

グッチ

グッチといえば、時計というよりファッションとしての知名度が高いブランドですね。腕時計も販売しているものの、ほかの老舗ブランドや時計専門ブランドに比べると、機能性やデザインが飛びぬけているわけではなく、それが資産価値につながってしまっています。あくまでファッション感覚で楽しめる高級時計ですが、資産価値が上がることはありませんので、投資目的では購入を控えた方が良いでしょう。

ルイ・ヴィトン

ルイ・ヴィトンの時計も、中古になると新品の半額近くまで下がってしまうといわれています。高価買取が期待できるのは、箱や保証書などの付属品が揃った状態の、未使用品ぐらいだと思っておくとよいでしょう。デザイン性は優れているので、投資目的ではなく長く使うための購入であればおすすめされていますよ。

ブルガリ

デザイン性の高さで知られるブルガリの時計ですが、生産が終了しているものに関しては並行輸入品でも落ち着きを見せ始めています。正規中古品でも、定価より1万円安い程度。生産終了しても人気があることは確かですが、価値が上がることはなく、今後も期待はできないでしょう。

高級時計、おすすめは?

逆に、購入すべき高級時計のブランドもお伝えしていきましょう。

  • ロレックス
  • パテックフィリップ
  • リシャール・ミル
  • ウブロ
  • カルティエ

これらのブランドは、生産終了後に価格が高騰するものや、中古市場でも値段が上がり続けているブランドなので、購入して損はしないでしょう。

まとめ

買ってはいけない 高級時計 ブランドと、おすすめブランドをご紹介してきました。高級時計だからといって安易に購入してしまうと、ランニングコストの高さで苦労することになりますから、くれぐれも注意してくださいね。