創業者であり、会社社長であり続けたジャニー喜多川氏による性加害問題により、ジャニーズ スポンサー離れが続いています。
タレントに罪はないのですが、どうしてもそう入ったことに対する拒否反応がかなり強く出てしまい、スポンサーとしてもどうしようもなく別のタレントをCMキャラクターとして起用するなどの対応が求められました。
CMだけでなく、ドラマ出演期と影響を及ぼしているようで、木村拓哉さんでさえ、性加害問題の前と後では仕事の入り方が全然違っているようです。
このように放送局による旧ジャニーズ外しが目立つようになってきました。
そこで今回はジャニーズ スポンサー離れについて、その理由や今後の展開について調査しまとめていきます!
ジャニーズはずしの実態は?
2023年9月に共同通信が実施した、トヨタ自動車など各業界を代表する「国内主要114社景気アンケート」において、ジャニーズ問題に関する質問も6問設定されていました。
その回答において、無回答率が際立って高く、中でもとりわけ判然としない展開となったのは、今後の契約方針に関する質問です。
旧ジャニタレのCM契約の契約についての各社の対応は?
前述のアンケートの中で「今回の性加害問題を踏まえ、今後ジャニーズ事務所所属タレントとCM契約を行う可能性はあるか」という設問を設け、選択肢を次の通り三つ用意しました。
(1)「今後もCM契約を行う」
(2)「今後はCM契約は行わない」
(3)「方針は未定」
結果は、(1)と(2)が0社。(3)が24社でした。
旧ジャニタレはなぜ外される?
ジャニーズ スポンサー離れについて、スポンサー企業の立場から見ると、ジャニーズ事務所は“性加害があったこと”は認めた一方で、踏み込んだ組織改革を示さなかったことで、方針は未定としながらもCM契約を解除する方向へと進んでいきました。
企業の見解
ジャニーズ スポンサー離れについて、たとえばアサヒグループホールディングスは、
「ジャニーズ事務所との取引を継続することは『アサヒグループ人権方針』に相反する」
と話しています。旧ジャニーズ事務所の会見は、ジャニタレ、ファンへの配慮はなされていたものの、被害者とスポンサーへの配慮は十分とは言えませんでした。
ジャニタレはずしはCMだけではない
CM契約解除の次の動きとして、テレビ番組のジャニーズ離れが進むと言われています。
民放には多数のジャニーズ冠番組やレギュラー出演番組がありますが、仮にスポンサー企業がなくなれば、放送局側はタレントを降ろす対応に向かうと言われています。
そのため、旧ジャニーズ事務所の組織体質が改善されなければ、企業が力点となって番組降板という形につながる事態があり得ると言われています。
旧ジャニタレが苦戦するなか目黒蓮は絶好調
スノーマン 人気順で1位にもなったことがある目黒蓮さんはジャニーズ外しとは無関係なほど、順調に出演ドラマが増えており、“令和のキムタク”とまで呼ばれているようです。
2022年の10月クールで『silent』が大ヒットし、その後も多くのドラマに出演。そして2024年7月クールにフジテレビ伝統のドラマ枠“月9”の主演を務めるようです。
フジ月9と言えば木村拓哉さんが数々の伝説作を残してきた枠でありつつ、最近は視聴率が振るわないことが増えてきているため、目黒さんには出演するドラマだけでなく、月9の復権が期待されています。
最後に
今回はジャニーズ スポンサー離れについて、その理由について調査、まとめてきました。
ジャニタレを支援する(スポンサーとしてつく)ことが旧ジャニーズ事務所のことを肯定することにもなりかねず、その結果スポンサー離れとなっています。
スポンサーのお金は全てタレントに、ということになりましたが、それでもやはり“ジャニーズ”にお金がいく、というのは避けたいところなようです。
今後もジャニーズ スポンサー離れは続いていくでしょうし、テレビ業界も転換期を迎えているようですね。