ノンアルコールを飲んではいけない理由とは?健康には逆効果って本当?

近年人気を博しているノンアルコール飲料。健康にいいと思いがちですが、注意しなければならない点もあります。

今回はノンアルコール飲料の懸念点について紹介しますよ。

ノンアルコールにもデメリットはある!

ノンアルコール飲料とは、主に普段のお酒の代わりに飲むことを想定して作られた、アルコールが極端に少ないお酒風の飲料です。法的にはアルコールが1%未満であればノンアルコール飲料を名乗れるようですが、近年の日本ではアルコール0.00%の飲料が多く発売されており、ノンアルコール飲料といえばアルコールが一切含まれていない物が主流となっていますよ。

そんなノンアルコール飲料ですが、実は「飲んではいけない!」という人もいるようです。ここからはノンアルコール 飲料が飲んではいけない と言われる理由について紹介します。

ノンアルコール飲料って本当にアルコール0%?定義・醸造法や味わいについて解説 | 水と健康の情報メディア|トリム・ミズラボ – 日本トリム (nihon-trim.co.jp)

人工甘味料が含まれている場合が多い

ノンアルコール飲料には人工甘味料が含まれている物が多くあります。健康志向を掲げ、アルコールだけでなくカロリーや糖質も抑えるノンアルコール飲料は多いですが、そういった飲料には特に人工甘味料が含まれているケースが多いですよ。

人工甘味料はカロリーこそほぼないものの、人工甘味料を習慣的にとっていると腸内環境が乱れやすくなり、糖尿病のリスクが高くなってしまうという研究結果が出ています。食欲を増進させる作用などもありご飯やおつまみの量が増えてしまう危険性も。「人工甘味料はなるべく避けたほうが良い」と主張する人は多いですよ。

添加物が多い

他にもノンアルコール飲料には苦味料やカラメル色素などの添加物が多く、肝臓や腎臓などに悪影響を与える可能性があると言われています。折角アルコールを避けたのに、結局肝臓に悪い影響を与えてしまうというのは少し残念ですね。

また、ノンアルコール飲料にはブドウ糖液が含まれているものが多く、総合してノンアルコール飲料は呑みすぎると太りやすくなるという傾向にあるようです。

ノンアルコール飲料は健康に悪い?

これまで挙げたデメリットを見ると、ノンアルコール飲料は健康に悪いということになります。なぜこれほどまでにノンアルコール飲料が世に出ているのか、ヒットしているのかと言えば、結局「アルコール飲料を飲むよりは身体に良い」からなのですね。絶対的に見るとノンアルコール飲料にはデメリットもあるものの、相対的に見ればノンアルコール飲料はお酒を飲むよりも身体に良いというわけです。

お酒の代わりに飲む分には良い

ノンアルコール飲料にデメリットがあるからといって「じゃあそんなの飲んでも意味ないからお酒飲もう」というのは通りません。アルコールは多くの病気のリスクを高めますし、プリン体で尿酸値を上げてしまうなどの欠点もあるので、お酒の方がノンアルコール飲料よりもデメリットは高いのです。

そもそもノンアルコール飲料というものがそのために作られたものなので改めて言うのもなんですが、「お酒を飲みたいけど健康リスクを減らしたい」という人がノンアルコール飲料でお酒を飲みたい欲を満たせるのであれば、ノンアルコール飲料を飲むのは健康に有効と言えます。

お酒を飲まない人がわざわざ飲む必要はない

逆に、普段から別にアルコールを飲まないという人であれば、ノンアルコール飲料を飲む必要性はないということです。「アルコールには弱いけどノンアルなら飲めるかも」という人はいるかもしれませんが、決して身体に良いわけではないということは覚えておいてくださいね。

それにしても、いかに味の方をお酒に近づけられたとしても、酔いの感覚はどうしたってノンアルでは出せません。ノンアルをお酒の代わりにできる人って、実際どれくらいいるのでしょうね?

最後に

今回はノンアルコール飲料の飲んではいけない理由などを紹介しました。一口にノンアルコール飲料といっても、商品の特徴は様々です。全てのノンアルコール飲料が同程度健康に悪いと言える訳でもないので、気になる場合は「どの商品にどういった成分が入っているのか」を調べてみるといいですよ。