ベビー用品はかわいいものばかりですね。特に服飾小物は値段が手ごろで、我が子だけでなく、知り合いへのプレゼント用にも便利です。その中でも最近人気なもののひとつが、ヘアバンド。女の子の赤ちゃんがつけているところをよく見かけます。今回は、赤ちゃんのヘアバンドの選び方や、赤ちゃんにヘアバンドが良くないと言われる理由を解説しました。
赤ちゃんにヘアバンドは良くない?
赤ちゃんにヘアバンドは良くないという意見もあります。本当によくないのか、対処法はないのか調査しました。
頭を締め付けてはいけないから
赤ちゃんの頭蓋骨は未完成です。脳の成長に合わせて頭を大きくするために、頭蓋骨に隙間が空いています。そのひとつが額の上の方にある大泉門。1歳過ぎに閉じることが多いと言われています。それまではデリケートです。
- サイズが合っているか確認する
- 長時間の利用は避ける
- 締め付けの強すぎないものにする
といったことに注意する必要があります。
窒息する危険があるから
ヘアバンドでの窒息は大人ではあまり起こらないですが、赤ちゃんの場合、可能性は0ではありません。
ヘアバンドで窒息の危険がある理由
ヘアバンドがずれてしまった場合、窒息の危険があります。例えばヘアバンドが鼻や口にかかってしまったり、首に巻き付いて締まったりした場合です。
赤ちゃんは自力でできないことが多いです。例えば、生後間もない赤ちゃんは顔にかかった布を自力で払えませんが、6か月ごろになっても全員ができるわけではありません。
なので、ヘアバンドが邪魔になっても自力でずらせない可能性が高いです。
ヘアバンドの事故を防ぐには
予防法は保護者が目を離さず、目を離すときは外すことだと思います。ヘアバンドがずれること自体はよくあり、完全に防ぐことはできません。なので、危険なずれ方をしたらすぐに直してあげられるように、こまめに様子を見ておくしか方法はないと思います。
スタイの注意事項として、目を離すときや就寝中は外すように言われることが多いです。ヘアバンドはスタイより危険が少なそうに見えますが、スタイと同じように対応すると安心だと思います。
肌トラブルの原因になるから
ヘアバンドの素材が合わないと、肌のトラブルが起きる可能性があるようです。
子どもの肌は未完成なため、肌の一番外側で刺激から肌を守る表皮の厚みは、大人の約半分しかありません。
(引用:第一三共ヘルスケア)
プルプルもちもちで綺麗な赤ちゃんの肌ですが、デリケートで刺激には弱いです。赤ちゃんの肌に適した優しい手触りの素材を選ぶことが重要となります。
また、特に暑い日は汗をかきやすいので、通気性の良いものを選び汗疹も防いであげたいですね。
赤ちゃんにヘアバンドを付ける際の注意点
赤ちゃんにヘアバンドは良くない場合もありますが、注意点に気を付ければ問題ない場合がほとんどです。
付け方に気を付ける
ヘアバンドを付ける際は大泉門をはじめ、頭を締め付けないように気を付けてあげると良いと思います。
ヘアバンドの付け方は用途によって異なりますが、多くの赤ちゃんは髪の毛が少なく、ヘアバンドの主な用途はおしゃれのためではないでしょうか。その場合は頭頂部につけることもあるので大泉門に注意が必要です。汗を吸収したい場合や邪魔な髪の毛をよけたい場合はサッカー選手のヘアバンドの付け方を参考に、おでこや前髪を覆うようにつけると良いと思います。
赤ちゃん用のヘアバンドにする
赤ちゃん用のヘアバンドは、赤ちゃんの頭の大きさに合わせて作られていますし、素材も肌に優しく、締め付けのきつくないものが多いです。
サイズが合っていればヘアバンドがずれる可能性が減りますし、ずれたとしても、首のほうにいってしまう可能性は少ないと思います。また、肌当たりの良いものであれば肌トラブルを最小限にすることができるのではないでしょうか。
なので、赤ちゃん用のヘアバンドを用意しておくのが一番安全だと思います 。
赤ちゃんの様子をよく見る
赤ちゃんのヘアバンドが良くないと言われる理由は様々ですが、どれも100%防ぐことはできません。やはり赤ちゃんの様子をよくみておき、トラブルに早めに対処することが重要です。赤ちゃんがヘアバンドを嫌がっている場合は締め付けが強かったり、かゆみなどの肌トラブルが出ていたりする可能性もあるので、こまめに外してあげるのも有効だと思います。特に就寝中やおんぶの間は目を離してしまいやすいと思うので、気を付けましょう。
赤ちゃん用ヘアバンドの選び方について
赤ちゃん用のヘアバンドはたくさん売っていますが、だいたい以下のようなものが多いので、そこから選ぶのがおすすめです。
頭囲 | 40~50㎝ほどでよく伸びるもの |
素材 | 綿素材など(汗を良く吸って通気性が良いもの) |
デザイン | 幅広で締め付け感が少ないもの 飾りがついている場合は軽くてやわらかいもの |
頭のサイズは新生児なら40㎝ほど、1歳なら50㎝ほどです。測る場合は
後頭部のでっぱってる箇所からおでこまで、耳の上部の付け根からすぐ上を通るライン
(引用:casual box)
で測ります。
赤ちゃん用ヘアバンドは手作りもできる
ハンドメイドが趣味の方は手作りもできます。赤ちゃんを楽しみに妊娠中につくるのも良いですね。材料は100均でも手に入るので、気軽にチャレンジできます。
参考:meetang &co.
ふわふわした毛糸もかわいいですし、ベビー用のコットン糸でつくれば手触りのとても良いものができそうです。
ベビーグッズの手作りにはダブルガーゼを使うことが多いですが、手ぬぐいで作って甚平とコーディネートしてもかわいいと思います。
まとめ
赤ちゃんにヘアバンドは良くないと言われることもありますが、注意点に気を付けて着用すれば問題ない場合がほとんどです。着用の際は赤ちゃんに合ったものを選び、様子をみて時々外してあげたりすればよいと思います。赤ちゃんのかわいい顔を引き立たせてくれるアイテムで、ギフトにもおすすめなので、お気に入りをゲットしてみてはいかがでしょうか。