買ってはいけないオリーブオイルとは?おすすめのオリーブオイルも紹介

『生活必需品』とまではいかないけど、料理に使ったりパンやサラダにそのままかけて食べてもおいしいオリーブオイル。

しかし、オリーブオイルも買わない方が良い特徴があることをご存じですか?

今回は、買ってはいけないオリーブオイルの特徴を解説します。

おすすめのオリーブオイルもご紹介しますので、参考にしてみてください。

買ってはいけないオリーブオイルの特徴・見分け方とは?

買ってはいけないオリーブオイルの特徴は5つあります。

  • 低価格のもの
  • 遮光瓶に入っていないもの
  • 認証マークがないもの
  • 大容量サイズのもの
  • 酸度表記が0.8%より高い

では、それぞれ説明していきます。

低価格のもの

低価格で売られているオリーブオイルは買ってはいけません。

なぜなら、本物のエキストラバージンオリーブオイルというのは100gあたりの相場が200~400円だからです。

本物のエキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実だけが原料として使われているだけなので、価格は高くなります。

相場より低い価格のオリーブオイルの購入は避けた方が良いでしょう。

遮光瓶に入っていないもの

本物のエキストラバージンオリーブオイルというのは、光を浴びると酸化してしまうので遮光瓶での保管が必須です。

プラスチックボトルで売られているオリーブオイルがありますが、品質よりコストを重視した商品です。

本物を購入するのであれば、遮光瓶で保管されていないオリーブオイルを購入するのは避けましょう。

認証マークがないもの

オリーブオイルにも認証マークがあるもの・ないものが存在しているのをご存じでしょうか。

オイルの製造を行った国や認定内容によってマークは異なります。

EUで最も有名な認証マークは「ユーロリーフ」です。

ほかにもDOP、IGPマークや有機JASマークがありますが、エキストラバージンオリーブオイルを証明するものというわけでもありません。

たしかに一定基準は満たしていますが、これだけで本物かどうかは分からないので、「見分けるものの一つ」として覚えておいた方が良いでしょう。

大容量サイズのもの

オリーブオイルは、一度封を開けてしまうと酸化が進むのが早いです。

「たくさん使えるから」と言って大容量サイズを購入するのは避けましょう。

大容量のものは劣化しやすいだけではなく、品質の悪いオリーブオイルの可能性が高いです。

酸度表記が0.8%より高いもの

本物のエキストラバージンオリーブオイルは、酸度表記が0.8%以下になっているはずです。

エキストラバージンオリーブオイルはIOCによって基準が定められています。

「理化学検査分析」 の結果酸度が0.8%以下のもの、「官能的検査分析」で味覚チェックをクリアしたものはオリーブオイルとして名乗ることが可能です。

しかし、日本では酸度2.0%以下でオリーブ特有の香味があればオリーブオイルを名乗れます。

ですので、日本には偽物のオリーブオイルも本物として売られているのです。

ショップやメーカーごとに人気のオリーブオイル

買ってはいけないオリーブオイルの特徴をご紹介しましたが、ショップやメーカーごとに見てみるとどうでしょうか。

  • ベリオ
  • ボスコ
  • コストコ
  • 成城石井
  • カルディ
  • 味の素

さまざまなショップのオリーブオイルが存在していますが、それぞれどんな特徴のある商品なのか説明していきます。

ベリオ(BERIO)

ベリオは歴史のあるオリーブオイルブランドです。

IOCよりも厳しいイタリア品評会で認定されているオリーブオイルもあります。

スーパーに行けば商品棚に並んでいますし、手に取りやすい商品と言えるでしょう。

ボスコ(日清オイリオ)

イタリアの早摘みグリーンオリーブを使用した日清オイリオのBOSCO(ボスコ)は人気のオリーブオイルです。

中でも、BOSCOプレミアムエキストラバージンオリーブオイルはイタリア品質協会に認定されています。

華やかな香りとハーブのようなスパイシーさがある味が特徴と言えます。

コストコ

大容量の商品が多く並んでいるコストコですが、コストコオリジナルのオリーブオイルも存在しています。

コストコのオリーブオイルは、地中海育ちのオリーブを原料としていて香りが強めです。

大容量で売っているので価格は高めですが、味も香りも良いので人気の商品となっています。

成城石井

成城石井であれば品質も間違いないかと思われるでしょう。

成城石井のオリーブオイルで有名なのがオリジナル有機エクストラバージンオリーブオイルです。

スペイン、イタリア、ギリシャ産の3つの国のオイルを展開してしており、3種類とも有機JAS認定マークを獲得している商品となっています。

カルディ(KALDI)

コーヒーで有名なカルディ(KALDI)ですが、オリーブオイルもおいしいと有名です。

イタリア、スペイン、トルコ産とさまざまな商品を取り扱っています。

中でもスペイン産のオーガニックオリーブオイル「カルボネールオーガニックエキストラバージンオリーブオイル」はそのまま飲んでもおいしいのだとか。

様々な国の商品を取り扱うだけあって良い商品も揃っているようです。

味の素

日本の大手食品メーカーの味の素。

有名な商品は多々ありますが、JOYLオリーブオイルエキストラバージンは有名でしょう。

サイズもレパートリーがあるので、自分の使う量によって購入が可能となっています。

おすすめのオリーブオイルを紹介

https://twitter.com/3hNruom/status/1646887018843217920?s=20

たくさんの種類がある中で、どのオリーブオイルを選べば良いのでしょうか。

  • スペイン産 有機エクストラバージンオリーブオイル
  • ロリエーラ エキストラバージンオリーブオイル
  • 有機栽培エキストラバージン オリーブオイル ブレンド

今回は3品紹介します。

スペイン産 有機エクストラバージンオリーブオイル

「スペイン産 有機エクストラバージンオリーブオイル」は、成城石井で販売されている商品です。

有機JASマークもついており、パンやサラダとの相性もとても良いと言われています。

遮光容器ではありませんが、鮮度保持ボトルを使用しているのでいつでもおいしくいただくことができるオリーブオイルです。

ロリエーラ エキストラバージンオリーブオイル

「ロリエーラ エキストラバージンオリーブオイル」は日清オイリオの商品です。

パンの風味を引き立てた商品なので香りはそこまで強くありません。

品質の面では遮光になっていますが、瓶ではなくペットボトルなので空気を通してしまう可能性があります。

有機栽培エキストラバージン オリーブオイル ブレンド

日本オリーブが販売する「有機栽培エキストラバージン オリーブオイル ブレンド」はそこまでオリーブの香りは強くありません。

しかし、サラダにかけるとほのかなオリーブの香りが野菜の青臭さを消してくれるので、サラダがおいしく感じるでしょう。

反対に、パンにつけると少し苦みを感じてしまうようだったので、サラダ向きのオリーブオイルと言えます。

まとめ

今回は、買ってはいけないオリーブオイルの特徴を解説しました。

特徴は以下になります。

  • 低価格のもの
  • 遮光瓶に入っていないもの
  • 認証マークがないもの
  • 大容量サイズのもの
  • 酸度表記が0.8%より高い

また、おすすめのオリーブオイルもご紹介しました。

  • スペイン産 有機エクストラバージンオリーブオイル
  • ロリエーラ エキストラバージンオリーブオイル
  • 有機栽培エキストラバージン オリーブオイル ブレンド

せっかくオリーブオイルを購入するのですから、おいしいものを購入したいはずです。

今回ご紹介した特徴をもとに、気になるオリーブオイルを購入してみましょう。