ペットとして人気の鳥類、インコ。飼いたいと考えている人は多そうですが、中にはインコを飼ってはいけないタイプの人もいるようです。
今回はインコを飼ってはいけない人の特徴について紹介します。
インコを飼ってはいけない人の特徴は?
インコを飼ってはいけない人の特徴はどのようなものなのでしょうか。インコを飼うデメリットと併せて紹介していきますよ。
めんどくさがりな人
鳥は飛ぶためにいつでも体を軽くする必要があり、そのために一度に多くの餌を取らずこまめに食べ、こまめに排泄する性質があります。更にインコは餌を食べる際に餌を散らかしてしまうことも多いです。こういった性質から、インコの飼育は掃除が大変になる傾向があります。めんどくさがりでこまめな掃除が負担になるという人は、インコを飼うのは控えたほうがいいでしょう。インコでなくとも、生き物を飼う以上は気を回さなければならないことは多いので、めんどくさがっている場合ではありませんよね。
騒音が苦手な人
人の言葉を発する姿が可愛いインコですが、実は鳴き声がとても大きくて飼い方を誤ると騒音問題に発展することもしばしば。大きなインコになればなるほど声も大きくなります。
周りに住む人に迷惑をかけないように出来たとしても、望んでインコを飼った本人がインコの声にうんざりしてしまう可能性もあります。騒音が苦手な人はインコを飼わない人がいいですが、「騒音」という書き方をすると大体誰でも苦手ですよね。実際に飼う前に、インコの鳴き声がどれくらいなのかを知ること、それが毎日続く生活を想像することも大切です。
長期間の外出をしがちな人
インコは飼い主が不在であることを察すると寂しさから体調を崩したり、ストレスから毛引き行動をしたりしてしまいます。インコに留守番をしてもらう際には注意しなければならないことが沢山あり、その上で一泊の不在すら負担になってしまうかもというほど。旅行が趣味という方はインコの飼育には向きません。
他にも、当然ですが経済面で苦しい人は飼わない方がいいですし、インコの発情のコントロールなど勉強しなければならないことは沢山ありますよ。
インコの種類は?
一口にインコといっても様々な種類が存在します。ペットとして人気なのはオカメインコです。黄色いお顔に赤い頬といった個体が多く、インコと呼ばれながら実はオウム目オウム科。簡単に飼育できないオウムの中でも、オカメインコは比較的簡単に飼育できると言われていますよ。
インコ目インコ科の中で最もメジャーなのはセキセイインコです。小型インコの中ではしゃべるのが最も得意と言われています。
他にも様々なインコが
コザクラインコは「ラブバード」と呼ばれ、パートナーを決めると最後まで添い遂げる一途な性格で知られています。その分寂しがり屋の度合いも強めです。コガネメキシコインコはブラジル原産のカラフルなインコ。30cmの大きさで飼い主にぴったり寄り添う甘えたがりなところが可愛いですよ。
グレーの羽色に大きなくちばしを持つヨウムは大型のインコで、なんと寿命は約50年。飼う時期や環境をよく考えなければなりませんね。他にもサザナミインコ、ダルマインコ、ウロコインコ、オキナインコ、ビセイインコ、アキクサインコなどなど、色々いるのですね。
インコの寿命は?
インコの寿命は種類によって様々。セキセイインコは5年から10年、ボタンインコは10年から15年、オカメインコは15年から25年生きるとされています。ペットの中では、サイズの割には長生きなんですね。先述のヨウムのように50年程も生きる個体も存在します。長い時間を一緒に生きられるというのは嬉しいですよね。
【獣医師監修】インコの平均寿命は何年?インコに長生きしてもらうための飼育のコツ | Petpedia
最後に
今回はインコを飼ってはいけない人の特徴やインコの種類などを紹介しました。動物を飼うというのは責任を背負うということでもあります。いざ飼う前に、前もって準備をするようにしましょうね。