食べてはいけない!?脳に悪い食べ物ランキングTop5!理由も紹介

「魚を食べると頭が良くなる」なんて歌があるように、脳に良い食べ物の話はよく聞きますよね。では、反対に脳に悪い食べ物もあるのでしょうか。

今回は脳に悪いという説がある食べ物をランキング形式で紹介します。

1位・砂糖入り飲料

脳に悪い食べ物ランキング第一位はズバリ砂糖入り飲料!「食べ物のランキング」と言いながら飲料というのはしっくり来ない人もいるかもしれませんが、要するに砂糖の摂り過ぎが体に良くないという話なんですね。血液中の糖分濃度が高くなると認知症のリスクが高まると言われているのです。ラットを使った研究では、砂糖を多く含む食事が脳の炎症を増加させて記憶力を低下させるという結果が出ているのですね。

砂糖の過剰摂取は脳以外にも悪影響を与えうるものです。砂糖の摂り過ぎには気をつけましょう。当然スウィーツなどで砂糖を摂るのにも注意が必要ですが、飲料だとより効率良く砂糖を摂ってしまえるのですね。

2位・クッキーやスナック菓子など

第2位は包装されたクッキーやスナック菓子、マーガリンなどです。2位と言いつつバラバラな名前のように見えますが、これらの食べ物の共通点はズバリ「トランス脂肪酸を多く含む」というものです。トランス脂肪酸を多く摂取するとアルツハイマー病のリスクが高まり、記憶力が低下、脳の容積が減少し認知機能が低下する恐れがあるという説があります。心臓の健康などにも影響するので避けるべきと言えますね。

なお、トランス脂肪酸は肉や乳製品などの動物性食品に自然に含まれていますが、そちらの方は問題視されていません。スナック菓子等の場合、人口トランス脂肪であるのでリスクが高いようです。

アルツハイマー型認知症について | メディカルノート

3位・インスタントラーメンなど

第3位はインスタントラーメンやポテトチップスなど、加工度の高い食品です。市販のソースや、大雑把にお菓子全体なども当てはまるのですが、ここで扱う共通点はズバリ「カロリーが高く、他の栄養素が低い」というもの。砂糖や添加脂肪、塩分を多く含み、端的に言えば「太りやすい」食べ物になります。

特別脳に悪影響を与える成分があるというわけではなさそうですが、そもそも「太る」という現象が脳に悪いと言われています。内臓脂肪が増加すると脳組織の損傷に関係すると言われており、また加工食品が脳由来神経栄養因子と呼ばれる分子の産出を減少させてしまうとも言われていますよ。

4位・シュガーレス製品

砂糖の摂り過ぎが脳や体に毒ということで、甘みを求める人の中には人工甘味料を利用しようとする人も多いことでしょう。ですが味の素のパルスイートなどの人工甘味料には「アスパルテーム」が入っており、このアスパルテームが行動や認知の問題と関連している可能性があるようです。

研究によっては、アスパルテームを繰り返し摂取させられたマウスの記憶力が低下したり、脳内の酸化ストレスが増加したり、長期的な摂取により脳内の抗酸化状態のバランスが崩れる、といった現象が見られたようです。ただ、アスパルテームの研究についてはまだはっきりとは分かっていない点も多く、「安全だ」と言う声も根強いですよ。

5位・サメやメカジキ

頭に良い食品の代名詞とも言える魚ですが、実は長寿の捕食魚は水銀を蓄積しやすく、この水銀が危険な神経毒であるので注意が必要です。水銀中毒になってしまうと中枢神経系や神経伝達物質の乱れ、神経毒の刺激によって脳に障害が発生してしまいます。摂りすぎなければ問題はないので、魚は1週間に2〜3皿ほど食べるのが良いとされています。

サメやメカジキ等の大型の捕食魚は特に水銀を多く含むので、より制限を強化する必要があります。また、水銀は幼児や胎児により強い影響を与えます。妊娠中の女性は、マグロの食べ過ぎにも注意してくださいね。

最後に

今回は脳に悪い食べ物をランキング形式で紹介しました。ランキングはあくまで目安であり、安全性や危険性についてまだまだ研究が続いていて結論が出ていないところがあることにも注意してください。いずれにせよ、大体何でも摂り過ぎは危険、適度に楽しんでくださいね。