ブラックジャックはカジノの代表的なカードゲームの一つです。
ルールを要約すると、配られたトランプの数字の合計が21になると勝ち、というゲームです。
こちらの記事では、基本的なブラックジャック ルールや、ブラックジャックの攻略のヒントをご案内していきたいと思います。
ブラックジャックの数字の計算方法
ルールを説明する前に、ゲームの鍵となる数字の合計値の計算方法についてご説明します。
ブラックジャックでカードの合計値を計算する際は各カードに書かれているのが数字かアルファベットかで扱いが異なります。各カードの換算値は以下の通りとなります。
- A: 1または11(どちらか有利な方を自身で決めることができる)
- 2〜10: それぞれカードに記載の数字をそのまま利用
- J、Q、K: すべて10
例えば配られたカードの一枚目が【A】で、2枚目が【J】の場合、【A】を11として計算し、【J】を10として計算するので、合計は21となります。
ゲームのルール
数字の計算方法がわかったところで、一般的なブラックジャックのルールをご説明します。
まず、ゲームの原則となる3つのルールをおさえておきましょう。
- 原則1.合計値がちょうど21になったら勝ち
- 原則2.合計値が22以上となった場合は負け(バースト)
- 原則3.合計値がちょうど21とならなかった場合は、20以下でより21により近いプレイヤーまたはディーラーが勝ち
また、ブラックジャックではプレイヤー対ディーラーの勝負となり、自分以外のプレイヤーがいて、先に合計値が21や22以上となった場合でも、自分とディーラーのゲーム結果が出るまで勝負は続きます。プレイヤーとディーラーの合計値が同じ場合、ベット額は払い戻されます。
ゲームの手順
ゲームの基本のルールを理解したところで、ゲームの手順を見ていきましょう。
同じブラックジャックでも様々なゲームがあり、例外のルールが設定されている場合もありますので、プレイする際は各ゲームのルールを必ず確認してみてください。
- ベット額を選択する。
- ディーラーが各プレイヤーに表向きのカードを2枚、ディーラーに表向きのカード1枚+裏向きのカード1枚を配る。
- プレイヤーはそれぞれ自身に配られたカードを確認し、「ヒット」(次のカードを受け取る)または「スタンド」(以後のカードを受け取らない)を選択。
→カードの合計値が16以下の場合、④に進みディーラーの3枚目のカードが配られる。
→カードの合計値が17~20の場合、ディーラーは「スタンド」となりディーラーへ3枚目以降のカードは配られない。
※ここで、プレイヤー・ディーラーの合計値が21もしくはそれ以上となる場合、原則1、2にあてはまるためゲーム終了。
※プレイヤーがスタンドを選択し、ディーラーのカードの合計値が17~20の場合、原則3にあてはまるためこの時点でより21に近い合計値のプレイヤーまたはディーラーが勝ちとなる。
- プレイヤーは上記の段階でヒットを選択した場合、3枚目のカードが配られる。
ディーラーは上記の段階でカードの合計値が16以下の場合、3枚目のカードが配られる。
※ここでも、それぞれ原則1、2に当てはまる場合はゲーム終了。
※プレイヤーがスタンドを選択し、ディーラーのカードの合計値が17~20の場合、原則3にあてはまるためこの時点でより21に近い合計値のプレイヤーまたはディーラーが勝ちとなる。
- カードがバーストするか、双方がステイとなるまで原則何枚でもカードが配られる。
ブラックジャックを攻略するには
結局は運もあり、全攻略をする事は不可能となっていますが、基本的な考え方を理解する事でバーストの可能性を低く抑えたり、勝ち目が少ないのにスタンドを選択してしまう事態を避ける事は可能です。、
以下2点を念頭に入れた上でプレイに挑みましょう。
次にくるカードは「10」で計算しておく
カード13枚中4枚は10となり、また【A】が出た場合でも1か11を選択できることから最大値10として計算しておく事で自身やディーラーのカードの合計値の予測がしやすくなります。
カードの合計値が16以下の場合「スタンド」を選択しない
10が出る可能性が高いとはいえ、カードの合計値が16以下の場合、次のカードで1~5の5枚のいずれかが出ると勝率はぐんと上がってきます。合計値が16以下の時点では「スタンド」は選択しない方が無難といえます。
まとめ
細かいルールは複雑で最初は面白くないと思う人もいるかもしれませんが、実際にプレイをしてみると合計21を目指す、という単純ゲームです。100%運任せではなく、考えながらプレイを楽しむ事ができますので、ぜひゲームを試してみてください。