2024年、最もパフォーマンスが良いとされる仮想通貨の1つであるミームコイン。現在もミームコイン市場は、価格上昇で時価総額58億ドル超えと投資家やトレーダーの注目を集めています。
そんなミームコインの代表とも言えるのが柴犬モチーフのドージコインですよね。仮想通貨エアドロップのShiba Shootoutは、柴犬コイン(SHIB)の将来性を参考にしながら、すでに熱狂的なコミュニティを築き上げています。(出典:CryptoNews Japan)
また、ドージコインの億り人の誕生は、みなさんも記憶に新しいと思います。同じ犬系コインの柴犬モチーフに人気の柴犬コインがありますが、今回の記事では、ドージコインと柴犬コインの違いや徹底比較していこうと思います。
ドージコインの基本情報
- 仮想通貨名称:ドージコイン
- 仮想通貨シンボル:DOGE
- 発行開始:2013年12月
- 価格:17.05円
- 時価総額:2兆4766億円
- 時価総額ランキング:9位
- 流通率(%):99.94%
- 承認方式:PoW
ドージコインとは
ドージコイン(DOGE)は、2013年に技術者Jackson Palmer氏とBilly Markus氏によって、ライトコイン(LTC)のソースコードを基に開発された仮想通貨です。ドージコインは、インターネット上のミームをモチーフとした、ユニークなネタ画像である、いわゆるミーム(meme)に由来する仮想通貨としてスタートしました。
そして、強力なコミュニティのサポートやその独特なコンセプトにより、人気を集めました。さらに、ソーシャルメディア上での注目度の高さや著名人による言及もあり、仮想通貨の世界で大きな注目を浴びる存在となっています。
柴犬コインの基本情報
- 仮想通貨名称:柴犬コイン
- 仮想通貨シンボル:SHIB
- 発行開始:2020年8月
- 価格:0.00271776円
- 時価総額:1兆5,933億円
- 時価総額ランキング:13位
- 流通率(%):58.92%
- 承認方式:PoS
柴犬コインとは
柴犬コイン(SHIB)のホワイトペーパーは、「Ryoshi」と名乗る匿名の開発者によって公表されましたが現在までこのRyoshiが誰であるかは明らかになっていません。柴犬コインは、柴犬エコシステムのメイントークンであり、2020年8月に発行されました。柴犬コインは、インターネット上のミームをモチーフとしたユニークなネタ画像である、いわゆるミーム(meme)に由来する仮想通貨の一種です。
初期発行として、発行上限の1,000兆SHIBが発行され、そのうち50%は分散型取引所UniSwap上で流通し、残りの50%はイーサリアム(ETH)開発者の一人であるVitalik Buterin氏に送金されました。このうち40%にあたる柴犬コインは、すでに償却されています。
ドージコインと柴犬コインの違いを徹底比較
ドージコインと柴犬コインは、どちらも犬をモチーフにしたミームコインとして有名です。しかし、誕生背景や技術面、コミュニティなど、様々な点で違いがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ドージコインと柴犬コインの誕生背景の違い
ドージコインは2013年、インターネット上のジョークとして誕生しました。当初は冗談で作られたコインでしたが、コミュニティの熱狂的な支持によって時価総額上位の仮想通貨に成長しました。
柴犬コインは2020年、ドージコインの成功にインスパイアされ、匿名の開発者「Ryoshi」によって作成されました。イーサリアムのブロックチェーン上で動作します。
ドージコインと柴犬コインの技術面での違い
ドージコインは、ビットコインの技術をベースにしており、シンプルな構造が特徴ですが、
柴犬コインは、イーサリアムブロックチェーン上のERC-20規格に基づいており、イーサリアム基盤を持つことでエコシステム上で分散型アプリケーション(dApps)が機能し、DEXや暗号資産取引所での取引や決済に利用されています。
ドージコインと柴犬コインのコミュニティの違い
- ドージコイン:根強い往年のコミュニティがあり、熱狂的なファンが多い
- 柴犬コイン:比較的新しいコミュニティですが、現在急速に成長中
ドージコインと柴犬コインのメリットとデメリット
ドージコインと柴犬コインのメリットとデメリットを紹介します。
ドージコイン
メリット | デメリット |
シンプルで分かりやすく、歴史が長い | 技術面での革新性がなく、総発行枚数に上限がない |
柴犬コイン
メリット | デメリット |
高度な機能、成長性が高い | コミュニティが新しく、価格変動が激しい |
まとめ
同じ柴犬モチーフで、人気の上位に君臨するドージコインと柴犬コインの違いを、この記事でしっかり理解していただけたと思います。今後もさらに注目を浴びることでしょう。この仮想通貨から目が離せませんね。