買ってはいけない電子ピアノの特徴は?おすすめも紹介

「電子ピアノが欲しい」「ピアノを習ってみたいけどどれを購入するべきか」と、悩む人も多いでしょう。

電子ピアノメーカーにも様々な種類があり、ピアノによって特徴も全く違います。

購入してから後悔する人も中に入るはずです。

今回は、買ってはいけない電子ピアノの特徴をご紹介します。

また、自分のレベルに合った電子ピアノもご紹介するので、参考にしてみてください。

買ってはいけない電子ピアノの特徴とは?

ピアノを習う際に、電子ピアノの購入を検討する人も多いでしょう。

電子ピアノを購入するにあたり、買わない方が良い特徴も知っておくべきです。

  • 鍵盤が軽すぎる
  • 鍵盤の数が少ない
  • 部屋の大きさに合わない
  • 他の機器に接続できない
  • 出力スピーカーの数が少ない

では、ひとつずつ解説していきます。

鍵盤が軽すぎる

電子ピアノを使う上で大事な鍵盤。

グランドピアノやアップライトピアノを使ったことがある人にとって、電子ピアノは物によって鍵盤が軽すぎるようです。

スタンダードな電子ピアノは、鍵盤の素材がプラスチックである場合がほとんど。

当然、ピアノ初心者はお手頃な電子ピアノから購入するでしょう。

しかし、グランドピアノやアップライトピアノは鍵盤が像牙や木製です。

鍵盤が軽すぎると音の強弱がつけにくかったり、あまり弾いている感覚がありません。

鍵盤の数が少ない

鍵盤の数が少なすぎるのも問題です。

アコースティックピアノの鍵盤数は88鍵。

ですので、同じ数、またはそれ以上の鍵盤数があった方が良いでしょう。

初心者向けに61鍵など少ない鍵盤数の電子ピアノがあります。

しかし、上達していくと61鍵では足りなくなり、弾きたい曲が弾けません。

鍵盤数は少ないほどコンパクトに収まりますが、88鍵を購入するのが良いでしょう。

部屋の大きさに合わない

電子ピアノはグランドピアノやアップライトに比べてコンパクトに収まります。

しかし、そうはいっても電子ピアノも大きいです。

大型家具並みの大きさがあると思って良いでしょう。

部屋に置いた時に扉の位置や生活に関する動線を考えながら購入を検討するべきです。

また、色味などにも注意しながら購入するものを選びましょう。

他の機器に接続できない

学生・社会人と電子ピアノを始めるにしても練習する時間は必要です。

そして、練習時間は自分が好きな時間にしたいですよね。

しかし、時間によっては電子ピアノの音で近所迷惑になりかねません。

そこでヘッドフォンなどにつなぎ、自分だけが聞こえるようにすれば近所迷惑は避けることができます。

しかし、そういった電子機器に接続できない電子ピアノも存在するようです。

出力スピーカーの数が少ない

「出力スピーカーってなに?」と思うかもしれません。

簡単に言うと、出力スピーカーが多くあればあるほど音質が良いとされています。

しかし、出力スピーカーの数が少ないと音質が悪くなり、モチベーションの低下にもつながってしまいます。

購入を検討の際は、音質等にも気にかけた方が良いでしょう。

それぞれのメーカーの違いは?

様々な種類がある電子ピアノメーカーですが、それぞれに違い・特徴はあるのでしょうか。

聞いたこともあればあまり耳にしたことがないメーカーもあるかもしれません。

  • ヤマハ
  • カシオ
  • ローランド
  • カワイ
  • コルグ

5種のメーカーの特徴をそれぞれ説明していきます。

ヤマハ

日本の音楽機器メーカーと言えば「ヤマハ」を思い浮かべる人がほとんどでしょう。

学校の音楽室やテレビCMなどでも一度は目にしたことがあるはずです。

ヤマハの電子ピアノは上級者はもちろん、初心者にもおすすめです。

バランスの取れた弾き心地と音質・音響システムで幅広いニーズにこたえる製品ラインナップがあります。

製品によっては録音機能であったり、片手ずつの演奏など、様々なサポート機能を兼ねそろえています。

カシオ

カシオの電子ピアノの特徴は、コンパクトなデザインやリーズナブルな価格です。

「キーボードでは物足りない!」という人に人気があります。

音質はシャープではっきりした音が特徴なので、好みが分かれるかもしれませんね。

ローランド

電子ピアノ、シンセサイザー、エレクトーン電子機器が有名なローランド。

電子機器開発が長い分、電子ピアノに対する技術も高いでしょう。

製品によってはグランドピアノに近いタッチの鍵盤を搭載しています。

音に立体感があるのが特徴で、ヘッドフォンで聞くとなお良いでしょう。

カワイ

海外でも人気のカワイ。

鍵盤にもかなりこだわっていて、鍵盤の重さが本物に近く白鍵だけでなく黒鍵も木製にしているのはカワイだけなんだとか。

音質は重圧感のある低音と、きれいな高温が特徴です。

コルグ

シンセサイザーの機器として有名なのがコルグ。

ヤマハ、カシオなどと比べると電子ピアノは比較的安価で手にしやすいのが特徴です。

製品によるかもしれませんが、そんなに高価なものでなくてもグランドピアノのような音質を出せるものもあります。

おすすめ電子ピアノを初心者・中級者・上級者ごとに紹介

店頭へ行って実物を見てみても、「なにがどういいのか」「電子ピアノの機能と相場」がいまいち理解できないでしょう。

おすすめ電子ピアノを3つに分けてみました。

  • 初心者
  • 中級者
  • 上級者

では、解説していきます。

初心者向け

最近では小さなころからピアノを習っている人も増えてきています。

大人でも「今からピアノを」始めたいと思っている人もいるはずです。

子どもにはまずは鍵盤の種類はプラスチックでも良いでしょう。

大人の初心者の場合ですと、最初から高級モデルを買うのも気が引けますし、子ども向けの電子ピアノも避けたいところです。

相場としては、子ども用なら1~5万円以内、大人用なら5~10万円のものを購入するのが良いでしょう。

中級者向け

中級者となると、「ピアノも弾いたことある、楽譜も読める」レベルでしょう。

本格的なピアノを購入するまででもないけど、質の良い電子ピアノで弾きたいはずです。

コストを抑えつつ機能は充実している電子ピアノを選ぶべきでしょう。

相場としては10~20万円で考えると、自分の求める電子ピアノが手に入れられるかもしれませんね。

上級者向け

上級者になってくると、プロが弾くような難しい楽曲にチャレンジしたいと思うのではないでしょうか。

電子ピアノではあるが、アコースティックピアノやグランドピアノに近い音を出せるようなものを購入するのが良いでしょう。

すべての鍵盤が木製のものであれば本物に近い音が出せるはずです。

スタンドやペダル付きのものを検討するのが良いでしょう。

予算は25万円以上で考えた方が求めるものが購入できるはずです。

まとめ

今回は買ってはいけない電子ピアノに関して解説してきました。

  • 鍵盤が軽すぎる
  • 鍵盤の数が少ない
  • 部屋の大きさに合わない
  • 他の機器に接続できない
  • 出力スピーカーの数が少ない

5つの特徴をもとに自分に合った電子ピアノを探しましょう。

また、初心者~上級者までのそれぞれにおすすめの電子ピアノの相場もご紹介しました。

ぜひ参考にして、楽しい音楽ライフを過ごしてくださいね。